過度の食事制限は摂食障害の危険性あり!(誤ったダイエットに対する警告)
ダイエットをするのは、自分の美容につなげる為、美しくなりたいからですね。しかし美容の為に行き過ぎた食事制限をすると、摂食障害に陥ってしまう危険性があるのです。誤ったダイエットのやり方、摂食障害の症状や治療法、どうしたら美容につなげるかについて挙げさせていただきます。
思ったよりも重い症状でもあり、危険な状態だと言えます。
決して軽い病気とみなしてはいけない、という事です。
とくに若い女性の場合は、「やせていることが美しい」という社会的価値観も影響します。また、子どもの頃に両親の仲が悪かった、親や周囲の人間から体重や体型のことをみっともないと言われた、という経験も摂食障害のひきがねになります。
出典:http://www3.grips.ac.jp/ 思ったよりも危険な症状です。しかし本人は未だ太ってる!と苦しんでいるのです。
心ない言葉に要注意!決して本人のわがままではない。
「摂食障害」は痩せたいだけのわがままじゃなくて「病気」。
食べない、過べ食ぎる、痩せたい気持ちは
健康な人のそれと違って「症状」。
インフルエンザの熱が、
わがままともバカとも意志の強弱とも関係ないのと一緒。
食べないんじゃなくて食べられない。
食べたくないのに食べるのが止まらない。
痩せたい気持ちだって
太ること恐怖症みたいに怖くて
そう思いたくないのに止まらないんだよ。
「症状」だから。
「痩せたいだけのバカ」とか
「わがまま病」とか
「意志が弱いだけじゃん」とか言う人もいるけど、
自分の無知と恥をさらしているのはその人だから、
気にすることはない。
かわいそうだなあと思ってみてたらいい。
確かにこんな心ない事を言って、本人を傷つけるような事を平気でいう人がいるかもしれない。
摂食障害は本人の甘えでもわがままでもありません!
強く痩せたい!って思う心は症状の一つです。
周りに相談しても理解してくれる人はいなくて、かけられる言葉は
「食べたものをすぐに吐くな!」
といった心ない言葉や、
「頑張れ!!!頑張って乗り越えろ!」
といったもうすでに頑張っている私にはどうしたらいいのかわからない、むしろさらにつらくなってしまうような言葉ばかりでした。
患者様に向かって、軽々しくこんな事を言ってはいけません!苦しんでるのは患者様本人ですから。
摂食障害の治療法、及び立ち直っていく過程
摂食障害の治療法として病院に入院したり、カウンセリングを受ける等の治療法があります。摂食障害を克服する為には家族や周囲とのサポートが必要となります。本人は“痩せて美しくなりたい!”とかなり苦しんでいる状態だから、患者様とどう向き合うかがポイントになるでしょう。決して“痩せたいだけのわがまま!甘えだ!”と言わないように。本人が立ち直っていく様子を見守るのが良いでしょう。
出典:http://www.pref.kyoto.jp/ 症状から回復の時期までを分かりやすく図で説明しています。やはり周囲の理解が必要ですね。
家族全体が安定してサポートしていく姿勢を患者さんに見せることで、患者さんも安心し、時間はかかるかもしれませんが、病状も安定してくるものです。
出典:http://cure-anorexia.net/ 必ず治る!っていう事です。
摂食障害になったのは全てあなたのせいというわけでは絶対にありません。
今になって知ったことですが、実際に科学的にも証明されているようで、ただの精神的な簡単な問題だけではなくて脳の異常でもあります。
自分を責めないでください。
でも自分を好きになってください。
自分だけは自分を好きでいてください。
吐いてしまうことはあなたが悪いのではありません。
ダメだと思っても何度も繰り返してしまうこともあなたが悪いことではありません。
出典:http://www.ipt-clinic.com/ 体重やコーピングスキルに応じた治療法を行う事を示しています。
まずはカウンセリング治療ありきで、薬による治療はその補助的なもの。
例えば、憂鬱な気分や食べ物へのこだわりを和らげる効果のある「抗うつ薬」や、
不安感を緩和する「抗不安薬」、
衝動的な過食を防ぐための「抗精神病薬」、
夜ぐっすり眠れるようにするための「睡眠薬」などが処方されます。
本当は太っていないのに「自分は太っている」と思い込んでいたり、
「自分はダメな人間だ」「自分は価値のない人間だ」
というネガティブな思考回路ができあがってしまっている場合が多いのです。
この治療法は、その間違いを是正していく治療法。
「認知行動療法」とも呼ばれ、
ネガティブな思い込みを修正していく目的があります。