スーパーフード!「チアシード」の効能・効果とは・・・??
アメリカでスーパーフードとしてブレイク中のチアシード! ハリウッドセレブもご愛用の「チアシード」!そのダイエット効果はすごすぎる?! 今注目の食材「チアシード」の効果・効能とは?その食べ方・飲み方とは?
南米産「チアシード」とは・・・?
チアシードとは、シソ科サルビア属の「チア」という植物の種で白と黒のまだら。。
チアシードはアルゼンチン、ボリビア、エクアドル、グアテマラ、メキシコで栽培されています。
栄養価が非常に高く、タンパク質・食物繊維・ミネラル等を含んでおり、体脂肪を落ちやすくするオメガ3やオメガ6を配合しています。また、1日に15g(大さじ1杯)のチアシードで、1日に必要なαーレノリン酸を摂取できるそうです。
そして、体内で合成できない必須アミノ酸は9種類あり、小さいチアシードの中には必須アミノ酸が8種類含まれています。植物性タンパク源としてチアシードは奇跡の植物ともいわれています。
チアシードには2種類の溶解性と水溶性の食物繊維が含まれいます。
水溶性の食物繊維は、便通を整える働きをし、結腸癌にかかるリスクを低下させる可能性があるといわれています。
溶解性の食物繊維は、コレステロール値を下げたり、血中グルコース値を緩やかにする働きがあるといわれています。
チアシードの成分とは・・・?
オメガ3 x サーモンの8倍
カルシウム x 牛乳の6倍
鉄分 x ほうれん草の3倍
マグネシウム x ブロッコリーの15倍
タンパク質 x キドニー豆の 6倍
ポタシウム x バナナの2倍
セレニウム x フラックスシードの4倍
チアシード 大さじ1杯(10g)に含まれる栄養は・・・
・エネルギー 49kcal
・たんぱく質 1.6g
・食物繊維 3.4g
・カルシウム 63mg
・マグネシウム 34mg
・亜鉛 0.46g
・鉄 0.77mg
・オメガ3脂肪酸(ALA) 1.78g
オメガ3脂肪酸!!
チアシードに含まれる成分で特に注目したいのが、「必須脂肪酸」です。
必須脂肪酸とは、体内で合成できず食品から摂る必要のある脂肪のこと。
チアシードには、この必須脂肪酸である「オメガ3脂肪酸」が非常に豊富に含まれているのです。
オメガ3はアマニ油、さんま、さば、さけ、いわしなどの青魚に特に豊富に含まれることで有名で、いわゆる"体に良い油"と呼ばれる種類の脂肪です。
オメガ3脂肪酸は、体内に入ると「DHA」や「EPA」に変化し、健康効果を発揮します。
【オメガ3脂肪酸の働き】
・吸収された中性脂肪やコレステロール値の上昇を抑制する
・血液中に溜まった中性脂肪やコレステロール値を下げる
・血管をしなやかにして血流を改善する
・血小板の凝集を抑える
・赤血球を軟らかくして血管を通りやすくする
・月経前症候群(PMS)の緩和
・免疫力を高める
・心や脳の健康を維持
オメガ3脂肪酸の摂取目標量は成人1日あたり1.8~2.4g(厚労省)ですが、チアシードにはたったの10gで1.7gのオメガ3脂肪酸が含まれているので、簡単にこの目標をクリアすることが可能なのです。
食物繊維!
ダイエットにおいて欠かせない食物繊維は、10gあたり4gもの量を含みます。
食物繊維は、糖質の吸収を抑え血糖値の上昇を緩やかにすることから、ダイエット効果が期待できます。チアシードの食物繊維は、不溶性食物繊維がほとんどで、水溶性食物繊維はわずか。不溶性食物繊維は便のかさ増しにはなりますが、便が硬くなりがち。ですので便通の改善をを狙うなら、チアシードを食べる際には水分をたくさん摂るようにしましょう。
αーリノレン酸!
α-リノレン酸とは、オメガ3系の多価不飽和脂肪酸のひとつ。体内で生成されないので食物から摂取しなければならないため、必須脂肪酸と言われています。αリノレン酸はアレルギーの発症を抑えたり、コレステロール値を下げたり、脳を活性化させるなどの効果が期待できます。
αリノレン酸を多く含む食品はえごま油や亜麻仁油、くるみなど。とても良い食材ですが、これらよりもエネルギーの低いチアシードはやはり魅力的です。
カルシウム!
よく知られている通り、カルシウムの摂取量は男女ともに大きく推奨量を下回っています。カルシウムが不足すると、骨粗鬆症などにつながるほか、認知障害や高血圧などを引き起こす可能性があります。チア・シードにはカルシウムが76mg含まれています。カルシウムが多いことで知られている牛乳には96mg、チーズには110mg含まれます。トップ級の乳製品と比較すると含有量は少々劣りますが、植物性の食品の中ではチア・シードがトップ級です。植物性の中で、カルシウムが多いことが知られているブロッコリーには67mg含まれています。チア・シードはカルシウムの量でも優等生。
鉄分!
国民健康・栄養調査によると、男女ともに鉄分が平均的に不足していますが、女性では特に大きく推奨量を下回っています。鉄分が不足すると、免疫が低下したり、疲れやすくなったりします。チア・シードには鉄分が0.93mg含まれます。鉄分が多いことで知られている、牛レバー58カロリー分には1.8mg、ごまには1mgの鉄分が含まれます。比較してみるとチア・シードの鉄分含有量が優れていることが分かります。ほうれん草は58カロリーあたり、鉄分を5.8mg含みますが、かなりの量(290g)を食べる必要があります。日々、ほうれん草を大量食べる訳にもいきませんし、やはりチア・シードは鉄分でも優等生。
マグネシウム!
マグネシウムの平均摂取量も男女共に推奨量を下回っています。マグネシウムは骨の健康だけでなく、精神・神経の働きにも大切です。チア・シードに含まれるマグネシウムは40mg。マグネシウムが多いことで知られる大豆には35mg、アーモンドには30mg、ごまには34mgのマグネシウムが含まれます。ここでもチアシードは優等生。ごまも度々登場していますが、チアシードとごまの違いは、ごまはすらないと殻が邪魔をして栄養素を十分に活用できないと考えられていること。また酸化の心配もでてきます。一方、チア・シードはそのままでも、殻の性質の違いにより、体内できちんと栄養素を使うことができると言われいます。