爪の間の汚れ、あなたは大丈夫??
ネイルしているから大丈夫なーんて思っていませんか? 見られることが多い指先。 メイクやヘアスタイルはばっちりなのに、爪が汚いなんて、魅力的な女子とは言えません。 きちんとお手入れをしないとネイルを取れなくなりますよ。 そんな悪循環にならないためにも汚れなどの落とし方をご紹介☆
爪の間の汚れは、便座の汚れの10倍以上!?
当調査では、施術や実習の授業時間外の学生を対象に、ATPふき取り検査(※)を用いて、微生物や菌などの汚れを測定したところ、全学生の平均数値として“手のひら”は、一般的な“トイレ便座”の汚れに比べて5倍以上の数値が測定される結果に。
また“指先(爪の間)”は、“トイレ便座”の汚れの10倍以上の汚れが潜んでいることが判明。更に、爪の長さが2mm未満の学生と2mm以上の学生で比べると、“手のひら”は、大きな汚れの差異は出なかった一方、“指先(爪の間)”に関しては、爪の長い学生の方が約1.9倍の汚れが検出される驚きの結果が。
内科医、斎藤奈津子さんによると、
「WHOより公表された“WHO Guideline on Hand Hygiene in Health Care” ではこれまで定石とされてきた流水と石けんによる手荒い方法から、より効果的に運用可能なアルコール消毒液による手指消毒と自然爪の長さを短く(正確には6.35mm未満)することが推奨されています。」
アルコール除菌もするけど、その前に汚れを落とさなきゃ。
正しい汚れの落とし方とは?
爪を伸ばしていくと、爪の間に汚れが入り込むことがあります。
そんな時にどうしていますか?
もう片方の爪や爪楊枝など、とがったもので無理やり汚れを取ろうとしていませんか?
絶対にダメです!!
なんでダメなの??
爪下皮(ハイポキニウム)って知っていますか?
あなたは爪を伸ばそうとしている時に爪下皮(そうかひ)=ハイポキニウムともいいます。という部分、意識したことありますか?
深爪ではなかなかお目にかかる事の出来ない部分ですが、爪の先と指の先をつなぐ大切な皮膚でこの部分がきちんと活性化されていないと爪の健康を維持することができません。
爪の根元にある「甘皮の指先バージョン」ともいえるこの爪下皮は爪と指の間に雑菌が入るのを防ぐほか、爪が指からはがれるのを防ぐために存在します。爪が伸びてくるとこの爪下皮も一緒に伸びて薄く爪の裏側についてきます。
無理に爪と指の間を開いてしまうと爪下皮は簡単に剥がれてしまいます。