紫外線、日焼けのウソホント?!正しく知りたい紫外線の知識や対策

ＵＶ-Ｂ波はＡ波より波長が短いのですが、皮膚を赤くし、肌を黒くする主な原因となるメラニン色素を増やします。ＵＶ-Ｂ波はエネルギーが強く、肌表面の細胞を傷つけたり、炎症を起こすので、皮膚ガンやシミの原因になると言われています。

ただし、波長が短い分、ＵＶ-Ａ波に比べるとオゾン層や上空の雲により、地上に到達する量は全紫外線量の約5～10％と少量です。日常生活の中で、例えば日傘を使うなど、極力直射日光に当たらないように心がけることだけで、ある程度防御することができます。

紫外線による影響を防ぐには？

どんなに大敵でも、毎日降り注ぐ紫外線。全く防ぐことはかなり難しいと言えるでしょう。そこで普段から紫外線の影響を予防できる方法を覚えておくと良いでしょう。

この図を見ますと、特に10時から13時までの紫外線が強いのが分かります。外出を控えるのが最もベストですが、外出する際は日傘や帽子、アームフォーマーなどでガードすることをお忘れなく。

それに加え、下からの照り返しの場合、アスファルトの道路上では太陽から以外に、約10％の量の紫外線を浴びているといわれています。その為に紫外線防止クリームが必要と言われています。

サングラスを使って正しく紫外線から目を守ろう！

サング ラスや紫外線カットメガネを適切に使うと、眼への暴露を９割方カットすることが可能です。最近は普通のメガネや、コンタクトレンズにも、紫外線カットの効果のあるものが多くでてきましたが、正しい使い方、選び方をしないと、かえって目によくない事もあるのをご存知でしょうか？

ＵＶサングラスの選び方

紫外線は正面から降り注ぐわけではありません。レンズサイズのちいさなめがねや、顔の骨格に合わないめがねでは、正面以外からの紫外線に対しては十分な防止効果を期待できません。強い太陽光の下で眼を守るためには、顔にフィットした、ある程度の大きさ をもつメガネをかけるとよいでしょう。