涼しく癒されるアロマで夏を快適に
いよいよ、夏本番! 今年も暑い夏になりそうですね。 暑い夏を少しでも快適に過ごすために、アロマを活用してみては? アロマの使い方やオススメの香りについて、ご紹介します。
夏こそアロマを活用しよう
アロマは、香りが心と身体に作用して
心地よく感じたり、リラックスできる手軽な方法。
脳へ直接働きかけ、感情や行動に
さまざまな影響を与えていると言われています。
そんなアロマを味方につければ、
暑さや集中力の途切れなどもうまく乗り切れそうです。
ぜひ、活用していきましょう。
●生理作用
香りの刺激は脳下垂体へと伝えられ、自律神経系・内分泌系・免疫系の各システムにメッセージを送ります。
●心理作用
香りは脳の中で記憶を司る海馬というところに伝わり、温い、冷たい、拡がる、縮むなどさまざまなイメージをもたらします。過去にかいだ匂いが脳にしっかり記憶されているのです。
嗅覚は、人間の五感の中でも特殊な感覚であり、「原始的」「直接的」と言われ、生理反応に直接結びつく、とても重要な感覚です。 鼻腔に入った芳香成分は、最初に大脳辺緑系に伝わります。香りの刺激は、大脳辺緑系で古い記憶や本能行動と結びつき、さらに視床下部へと伝わり、身体に生理反応が現れます。
視床下部は「脳の中の脳」と言われるほど重要な器官で、私たちの体の恒常性を保つために、自律神経系や内分泌系(ホルモン調節)、そして免疫系を調節しています。
ここで重要なのは、嗅覚が大脳新皮質による知的な解釈を通さずに、身体の生理反応に直結しているということです。
夏にオススメの香り ベスト6
涼やかな気分にしてくれる香りや
夏の暑さでボンヤリとした意識をはっきりさせて
集中力を高めてくれたり、気分転換の助けになってくれる
オススメの香りをご紹介します。
何より、香りを嗅いだときの、爽快な気分はたまりません。
1 ペパーミント
ミントの香りを嗅ぐだけで、体はひんやり涼しさを感じます。
香りを嗅がない状態で水温28℃の水に手を入れて感じる体感温度と、
ペパーミントの香りを嗅いだ状態で水温32℃の水に手を入れて感じる
体感温度が同レベルであり、ペパーミントの香りを嗅ぐことで
4℃も体感温度が下がるという実験結果が出ています。
ペパーミントティーがおなじみですが、
飲むととスーッとした清涼感がありますね。
香りを嗅いでもスーッとします。
2 レモン
気分を明るくリフレッシュして、意識を冴えわたらせてくれます。
集中力、記憶力を発揮したい場面でも力強い支えになってくれるレモンは、
勉強部屋や仕事場の香りとして大変適しています。
ある実験では、レモンの香りを室内に漂わせただけで、
仕事のミス発生率が半分にまで低下するという結果がでました。
出典:http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/
写真を見るだけで、
すっぱいさわやかな気分になりますね。
3 ティートリー
清潔感あふれるクールな香りで、様々な用途に役立ってくれます。
オーストラリアの先住民であるアボリジニが、
この木の葉をお茶にして飲んでいたことから、ティー・トリー(Tea Tree)と名づけられました。
また、アボリジニは、傷や感染症を治す万能薬として利用していたといいます。
シャープで清潔感のある香りに、リフレッシュ効果があります。
気持ちが沈んでいるときに気分転換で利用すると良いです。
また、香りが頭をスッキリとさせ、集中力や記憶力アップに役立ちます。