あなたのクマは何クマ?簡単タイプ別対策とおすすめコスメ・マッサージご紹介!
最近寝不足で・・・なんて気づいたときには目の下にうっすらクマが!? その原因、寝不足だけとは限りませんよ。自分のクマが何者なのかまずはチェック!
あなたのクマはどのタイプ?
クマの種類には大きく分けて茶クマ、青クマ、黒クマの3パターンあり、それぞれ原因も一つとは限りません。
クマを治すためには、まず自分がこれら3つの内のどのタイプなのか知る必要があります。
色素沈着「茶クマ」タイプ
茶くまを消す方法は、スキンケアと同じでしみやくすみを薄くorなくすること。そのためには、乱れてしまった肌のターンオーバー(新陳代謝)を元に戻すことが大切で、美肌成分(ヒアルロン酸、コラーゲン、ビタミンCなど)を積極的に補給をしましょう。
茶くまの原因は、メラニン色素の色素沈着。つまり、シミやくすみが目の下にできたものが茶くまの正体です。紫外線、目のこすり、肌に合わない化粧品などがお肌に刺激となって肌ダメージから茶クマになることも多いのですが、なにより年齢によるターンオーバーの乱れが大きな原因。「ほっぺがくすんできた」「顔色が薄黒くなってきた」と感じているなら、そのクマはしみ・くすみである可能性大です。だから、ターンオーバーの正常化が茶くまに効果アリなんですね。
すぐできる茶くま対策目元ケアといえば、保湿と新陳代謝アップです。この2つを手っ取り早く行える、茶クマ対策の一般的な方法はアイクリーム。皮膚が薄い目元専用に作られているので、一般的な化粧品と違って薄い皮膚に塗っても平気なように低刺激性ですし、ヒアルロン酸などの保湿成分や、新陳代謝を促進するローヤルゼリーエキスも含まれています。茶クマはけっこうしつこいから、1週間ぐらいで効果が出始めると嬉しくなっちゃいますね♪
血行不良「青クマ」タイプ
目のまわりには、たくさんの毛細血管が通っていますが、その血液が滞り、目のまわりの薄い皮膚から毛細血管が透けて、青っぽく見えるのを青グマと呼んでいます。冷え、生活習慣、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足や疲労、ストレス、目の疲れなど原因にはいくつか考えられます。最近では、パソコンを使う人が多いですが、パソコンの画面を凝視することで、血流が滞ることも原因の1つです。
マッサージやホットパックなどで血流をよくするのが効果的です。マッサージはアイクリームなどですべりをよくし、薬指で優しく行うことがポイントとなります。薬指ですと余計な力が入らず、目の周りの薄くデリケートな皮膚に負担をかけません。強い力でぐいぐい押したり、こすったりしては逆に色素沈着を起こして茶グマの原因になってしまいますので、注意してください。日々のケアとしては、血行を促進する効果のあるビタミンK入りのアイクリームが有効です。
また、目の周りの血流だけをよくするのではなく、全身の血のめぐりをよくするためにも、半身浴や適度な運動は予防になります。喫煙は毛細血管の血流を悪くするので禁煙も大切です。
漢方で血流の悪い状態を「逖血(おけつ)」と呼びますが、「桂枝茯苓丸」など血流をよくする漢方で体質改善を図ることを、インナーケアの1つとして考えてもよいでしょう。
脂肪のたるみ「黒クマ」タイプ
このタイプには二つの原因があります。1)生まれつき目の下の脂肪が少ない、または加齢により目の周りの脂肪が萎縮したり、皮膚のたるみの影響で皮膚のへこみが目立つために影が出来るタイプ。2)加齢により目の下の眼窩脂肪(がんかしぼう)を支えている筋肉がゆるみ、眼窩脂肪が突出する(いわゆる目袋になる)ことにより、たるみが生じ、その下にへこみができるタイプです。
1)のタイプは皮膚のへこんだ部分にヒアルロン酸を注入し、へこみを失くす方法があります。
2)のタイプは眼窩脂肪を取る脱脂術などの手術があります。
茶グマと青グマ、茶グマと黒グマの混合型も多く、ケアもそれぞれの対処法を合わせたものになります。色などを見て判断するか、気になる方は専門家に相談してみてはいかがでしょうか。