第三のミルク?!ライスミルクってヘルシーなミルクなんです!
欧米ではポピュラーなライスミルク!料理に使われたりそのまま飲んだりとされています。 日本ではお米が主食でライスミルクを聞くことはあまりありませんが、牛乳や豆乳よりもヘルシーなライスミルクを紹介!!!
ライスミルクってお米のミルク??
ライスミルクとは米から作られる穀物のミルク。
玄米とお水からできていて、牛乳や豆乳に続く第三のミルクと言われています。
ライスミルクは、玄米を中心に植物油・食塩・水などを原料とした植物性ミルクのこと。牛乳や豆乳に比べて、さらさらとしてあっさり味。後味にほのかにお米の甘味を感じられる飲み物です
ライスミルクはどうやってできてるの?
豆乳のように絞るわけではなく、酵素の働きでコメを糖化させたり、お米と水を滑らかに擦り合わせて作られるため、お米の栄養素がそのまま含まれています。また、いずれの製法でも、米の風味や甘みが感じられ、日本人には親しみやすく、優しい味になっています。
一般的な海外産ライスミルクは、米を砕し米粉にしたものを水に浸して濾過をする。濾過液に油と塩を加えて製造される。 一方、国産ライスミルクとして日本で初めて発売された商品は、酵素糖化製法を用いて、米の澱粉部分を酵素で分解しオリゴ糖にしており、油も塩も使用しない。 また、家庭で作るライスミルクは、炊いた米または生米に水を加え、ミキサーで攪拌して作り、塩を加える方法が一般的。 全く糖化していないので甘さは無い。
ライスミルクの栄養って?びっくり!低カロリー!
牛乳、豆乳と比較した栄養素!
ライスミルクって低カロリーなんですね!!
<エネルギー>
普通牛乳 67kcal
低脂肪乳 46kcal
豆乳 46kcal
ライスミルク 28kcal
<タンパク質>
普通牛乳 3.3g
低脂肪乳 3.8g
豆乳 3.6g
ライスミルク 0.5g
<炭水化物>
普通牛乳 4.8g
低脂肪乳 5.5g
豆乳 3.1g
ライスミルク 5.9g
<脂質> 普通牛乳 3.8g
低脂肪乳 1.0g
豆乳 2.0g
ライスミルク 0.2g
栄養面では牛乳に比べて、低カロリー・低脂肪でコレステロールを含みませんが、原料がお米なので炭水化物がやや多いのが特徴
アレルギーの人にも安心!
牛乳・大豆のアレルギーや、ベジタリアンの乳代替品としても飲まれる「ライスミルク」
米粉や玄米、発酵玄米から作るレシピもあるようで、牛乳アレルギーに悩む人を中心に大きな救いの手となるかも
低カロリーなライスミルク!ダイエットに目的での意外な落とし穴!!
ライスミルクは低カロリーなので牛乳の代用として利用すると低カロリーにはなり、料理に使用するとカロリーダウンになります。
しかし、ライスミルクには牛乳と違ってタンパク質やカルシウムが少なく栄養素的には代用にはなりませんので、ライスミルクを使用する際には、タンパク質やカルシウムが豊富な食材を合わせて使用するほうがいいです。
タンパク質なら肉、魚、大豆製品、カルシウムなら小魚、小松菜、モロヘイヤ、ひじきなどを一緒に料理することをおすすめします。
またライスミルクと牛乳を1:1で割り、カロリーダウンし、カルシウムやタンパク質もとることができ、豆乳と1:1で割る際には、アミノ酸スコアがアップします。
もうひとつ注意点として、様々なライスミルクのレシピでは、砂糖や蜂蜜が加えられていますし、市販品には油脂が添加されているものもあります。コップ1杯に小さじ1杯加えた場合、砂糖なら約12kcal、蜂蜜は21kcal、油脂は37kcalが追加されてしまいます。