2015年06月30日更新

暑い夏!~京都に学ぶ、涼を感じる7つの工夫~生活に取り入れてみませんか?

暑いですね~。全国的にも蒸し暑さにおいて他の追随を許さない京都では五感で涼を感じる工夫があらゆるところに見られます。毎日の暮らしに京都の工夫を取り入れて、今年の夏は涼しく過ごしませんか?

京都で見られるこんな工夫

夏扇子

「風の宿り」といわれる扇子。
風を宿し送り届ける、とても風情のある夏の小物です。
扇子の使い方は、自分へ風を送ることですが、ポイントは、柄が相手に見えるように持つこと。
涼しげな柄を見ると、少し暑さが和らぐような気がしませんか?
そして、風が周囲に当たらないように、顔の真下の首のあたりでゆっくり静かにあおぎます。

出典:http://souda-kyoto.jp/ 扇子選びのポイントは、季節を先取りした柄・余白が大きいものを選ぶことです。

浴衣

お風呂上りに浴衣で夕涼み。京都を流れる鴨川沿いを浴衣でそぞろ歩きする人たちを見かけます。
お気に入りの浴衣を着ていると、花火大会やお祭りもとっても楽しめそうですね。

出典:http://kitahata55.co.jp/ 祇園祭

夏座敷

5月頃、京都の町家ではしつらえを夏仕様に変えます。
窓には簾(すだれ)。
畳の上には網代(あじろ)や籐筵、
道路に面した窓には大きな葭簾(よしず)
障子は御簾(みす)
襖は簾戸(すど)に。
町家には坪庭があるので、夏使用にすることで風が家の中を吹き抜けます。

夏使用の素材には葭(よし)や竹などが使われていて、風通しがよく見た目にも涼しげ。
触るとひんやりします。

普段使っているラグを、竹やい草のラグに変えてみるだけでも、涼やかになりそうですね。

出典:http://www.bellemaison.jp/ 国産い草のラグ、ごろごろしたくなります♪

出典:http://www.bellemaison.jp/ い草のごろ寝マットです♪

納涼床

京都の夏の風物詩、納涼床。
鴨川沿いに設置されるものを「ゆか」
貴船などに設置されものを「かわどこ」と表現するのが一般的です。
どちらも川風に吹かれながら食事を楽しむ趣向となっています。

出典:https://ja.wikipedia.org/ 鴨川の納涼床

出典:https://ja.wikipedia.org/ 貴船の川床

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