読むと恋がしたくなる♪キュンキュンしたいオトナ女子にオススメの恋愛小説
アラサ―のオトナ女子の皆様!恋愛小説を読んでキュンキュンしませんか?恋愛の酸いも甘いも知り尽くした作家が手掛ける恋愛小説はハートのエッセンス♡「こんなのありえない!」と思って読むのではなく、「こんな恋したいな♡」そう思って読めばいつの間にか自分が主人公♪高い支持を集めている珠玉の恋愛小説をご紹介!
出典:http://www.amazon.co.jp/ 『天使の卵』から20年、『天使の梯子(はしご)』から10年を経て作品化された。主人公・歩太と出会い、自分を愛せずにいた14歳の少女・茉莉が出会い、心に傷を抱えた者同士が心を通わせ、距離を近づけていく繊細な描写が見事。
山田 詠美 【放課後の音符(キイノート) 】
「好きな人がいない放課後なんてあり得ない!」オトナになりたくて背伸びしている17歳の女子、いえ、女性の感性をみずみずしく、時にリアルに描いた作品として支持を集めている。
出典:http://www.amazon.co.jp/ 大人でも子供でもないもどかしい時間。まだ、恋の匂いにも揺れる17歳の日々――。放課後にはじまる、甘くせつない8編の恋愛物語。
大人に憧れる中高生時に読むのと、大人になってしまってから読むのでは感覚が少し変わったな、とは思った。でも恋愛だけで過ごす事の出来ない、現実的な今を生きているからこそ、甘くけだるい雰囲気や小物たちをふと思い出して幸せな気持ちになれる。恋を忘れがちな時に、この本から甘いオーラを頂いています。
大人の恋をしている人の表情の描写がリアルで、頭の中ではっきりと思い浮かべきることのできる作品で面白かった。あと男の人が好きなものを好き好んで着る、という女の心理には(改めて)目から鱗だった。
乾 くるみ 【イニシエーション・ラブ】
2015年に映画化され評判を呼んだ作品の原作。「必ず2回読みたくなる」と評された驚愕のミステリー恋愛小説。
出典:http://www.amazon.co.jp/ 甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。
世の中に絶対的なものなんかなく、恋愛を通してそれを学ぶ物語。ネタバレされてから興味がわいて読みましたが、最後まで楽しんで読むことが、私にはできました。
そこまで長くなく、気軽に読めるので、誰にでもオススメできる本です。
この小説はミステリーでもなんでもないただの恋愛小説だ。
内容としては、どこにでもある青春物語だ。はっきりいってつまらない。
ありふれた、ましてや他人の恋愛なんて読んでいて楽しいはずがない。
だが、そこがいいんじゃないか。
読むに耐えない恋愛これこそが
誰しもが体験しているイニシエーション・ラブなのだ。
▽2015年に映画化され、衝撃のラストに話題を集めた
吉本 ばなな 【TUGUMI】
吉本ばななの代表作である青春小説。1989年に発行され、学生の頃に読み大人になってからもう一度手に取る人が多いと言われている作品。
出典:http://www.amazon.co.jp/ 病弱で生意気な美少女つぐみの、少女から大人へと移りゆく季節の、二度とかえらないきらめきを描く、切なく透明な物語。第2回山本周五郎賞受賞。
童話のような透明感があります。遠い昔どこかに置き忘れた心の何かを取り戻してくれる、場所は違えど、確かにあった目の前の風景を心に呼び戻してくれる、そんな本です。
中学生の時に読んで以来の再読です。強烈だった、あの頃に読んだ本なんて、題名さえ忘れてしまっているものも多いのに、どうにも鮮やかにこの話だけは覚えていて。ただ、当時はつぐみのエネルギーが少し怖かった記憶があります。今読んでみたら、ただ美しかった、それから、少し羨ましい。こんなことを言うと、つぐみには怒られそうですが。10年経っても、つぐみは魅力的な女の子でした。好き、とは違う。とにかく、小説を読んで、一番惹かれた女の子です。たぶん、一生一番だと思う。
川上 弘美 【センセイの鞄】
日本文学界の至宝とも言われる川上弘美による、谷崎潤一郎賞受賞作品。独特の文体で細密にかつ温かく描かれた本作は高い人気を誇る。