お花やハーブから作る「フローラルウォーター」でお好みの化粧水を作っちゃおう!
フローラルウォーターで無添加の手作り化粧水を簡単に作れちゃいます! お花やハーブ、精油(キャリアオイル)の組み合わせで肌のお悩み別に化粧水が作れちゃいます! そこでレシピも紹介~♪
フローラルウォーターって?
お花やハーブから抽出した成分で自分で手作りしちゃうコスメのこと!!
ハーブなどの植物を水蒸気に当て、精油成分を気化させ、その後冷やします。すると脂溶性と水溶性の2層の液体が出来上がります。そのうちの脂溶性の部分は精油(エッセンシャルオイル)で、水溶性の部分をフローラルウォーターと言います。
フローラルウォーターの使い方は?
・化粧水として
・飲用として
・リネンウォーターとして
・ルームスプレーとして
・エッセンシャルオイルと一緒に
フローラルウォーターの効能・利点
禁忌事項が殆どない
フローラルウォーターには、禁忌事項が殆どないのが特徴です。というのも、エッセンシャルオイルと異なり、フローラルウォーターに含まれる成分の濃度がとても低いです。成分濃度は精油の0.1~0.01%と言われています。そのため、エッセンシャルオイルでは刺激が強かったり、妊娠中は避けなけらばならない植物でも、フローラルウォーターではほぼ使用できます。(※100%安全ではありません。)作用はその分ゆっくりですが、安全性は極めて高いと言えます。
スキンケアにいい
フローラルウォーターの歴史は、化粧水の歴史とも言われていて、古くからスキンケアとして使用されてきました。植物の種類によって誤差がありますが、基本的にフローラルウォーターには、保湿効果、角質をケア、肌の引き締め、エモリエント効果、ピーリング、美白効果、かゆみ止めなどがあると言われています。
ヘアケアにいい
フローラルウォーターは頭皮環境にもいいと言われています。フケの防止や頭皮の強壮、脱毛予防、栄養補給による育毛、かゆみ止めなどが期待できます。
使用する人の土地で育ったハーブがよりいい
その土地の旬な野菜を食べるといいと言われるように、ハーブも使用する人が育った土地の新鮮なものを使用するのがいいと言われています。それは、同じ場所で育ったものの方が、ひとの体への親和性が高いと考えられるからです。
フローラルウォーターを作るにあたっての注意点!
・手作りコスメは保存料不使用のため、酸化や光による物質変化を防ぐために、冷蔵保存をする!
・使用期限を過ぎると品質が劣化しやすくなるので肌トラブルを招くので注意!(使用期限は2~3週間)
・ガラスの容器や器具は煮沸消毒すること!(沸騰したお湯で20分)
・プラスチック容器はアルコール消毒をすること!(洗剤で洗った容器を無水または消毒用エタノールを3分の1入れて振る)
・直接肌に塗るものなので、必ずあらかじめパッチテストをすること!(腕の内側で半日から1日)
お鍋で簡単!フローラルウォーターの作り方!!!
ローズウォーター
【材料】
・乾燥したローズマリー 大さじ1(乾燥していないものは大さじ2)
・水 100CC
・グリセリン 5ml
作り方
1 水100ccを鍋に入れ、火にかけます。沸騰しましたら乾燥したローズマリーを入れて3~4分弱火で煮る。
2 火を止めて、冷めるまでフタをして、ローズマリーエキスを浸出させる。
3 ガーゼなどで漉して、冷めたら瓶にグリセリン5ml入れ、軽く振り冷蔵庫で保存。
肌の悩み別のブレンド!(化粧水の紹介)
タイプ別フローラルウォーター
・ローズウォーター 全ての肌質に
・ネロリウォーター 混合肌、敏感肌、脂性肌に
・ラベンダーウォーター 普通肌、敏感肌、炎症肌に
・ティーツリーウォーター ニキビ肌に
・ローズマリーウォーター 乾燥肌、成熟肌に
化粧水を作るには、精製水+グリセリンを混ぜて作ります。精製水100mlに対し、グリセリン5~10mlです
*しっとりタイプ
・フローラルウォーター50ml
・グリセリン5ml
・精油(キャリアオイル)5滴
・精製水45ml
*さっぱりタイプ
グリセリン5mlを入れずに、精製水、又はフローラルウォーターを50mlにしてください。
材料をすべて混ぜたら出来上がり!出来上がりは100mlです。