2016年03月28日更新
注目!明日のヘアアレンジのしやすさは今日のドライヤーにかかってる?
朝起きた寝癖でぐしゃー!こんなんじゃヘアーセットもできない。どういよう・・・。なんて朝からお困りの方もいらっしゃるのでは?そんな、朝ボサヘアーを夜の一手間で朝ツルヘアーに変えられるちゃうかも。
キューティクルってなに?
キューティクルを大切にしないと髪の毛にツヤもなくなりまとまりも悪くなってしまいヘアーアレンジも決まらなくなってしまいます。
キューティクル=毛表皮
髪の一番表面層のことで、一枚のキューティクルは3つの層から構成されていて、外側からエピキューテクル・エキソキューティクル・エンドキューティクル呼んでいます
それが3~7枚が重なり合ってウロコ状になって内側の毛皮質を保護しています。
ダメージと一番直結しやすいので、キューティクルは大事にしましょう。
これだけはダメ!髪の毛が傷んでしまうブロー法
人気ヘアサロン『K-two』の川尻敦史さんが、美容師が絶対やらないNGドライ法と、美髪へ導くブローテクニックを紹介してくれています。
■放置は危険! 濡れた髪がダメージへ繋がるワケ
川尻さんが髪によくないことの1つとして挙げるのが、“濡れた髪を放置すること”です。
「髪の毛は、大きく分けて3つの構造からできています。分かりやすく例えると、海苔巻のような形状をしており、周りの海苔部分がキューティクルといわれる、髪の中身を守る役割を果たしています。
キューティクルは鱗状に髪の毛を覆っており、濡れているときはこのキューティクルが開いた状態に……。この状態で寝たり、何かに寄り掛かることで、キューティクルが剥離して髪の毛の中身が流出し、ダメージへ繋がってしまうのです」と川尻さんは、話します。
暑いからといって、濡れたまま放置するのが、マズイ理由分かりましたか?
■中途半端はNG! 真夏でもドライヤーがマストな理由
さらに川尻さんが注意を促すのが、“ドライヤーをかけずに自然乾燥”というパターンです。
「前述の通り、濡れた状態では髪の毛のキューティクルは、開いた状態になっています。そこへ自然乾燥させてしまうと、キューティクルが開いた状態で乾いてしまい、よりキューティクルが剥がれやすく、ダメージを受けやすくなってしまいます。さらに、ドライヤーをかけないことで、キューティクルが毛羽立った状態になってしまい、ツヤもまとまりもない髪になってしまうのです」とのこと。
ドライヤーでしっかり乾かすことが大事なのですね。
■セルフでも問題なし“美髪”へ導くブローテク
(1)髪の毛に直接熱を当てるので、髪への負担も相当なものになってしまいます。髪の毛を保護、保湿してくれる、洗い流さないトリートメントなどを毛先中心に、髪の中間部までつけます。
(2)髪の毛は一度乾いて形がついてしまうと、濡らさない限りクセが取れにくいのです。ですから、一番目立つ前髪、分け目から乾かしていきましょう。
また髪の毛は、右に根元が行っていると、毛先は左に流れやすい。根元が立ち上がっていると、毛先は収まりやすい。このように、根元と毛先が反対の動きをします。この性質を理解して、まずはじめに、前髪を流したい方向とは逆へ向かって、軽く乾かします。そのあと、流したい方向へ乾かすと、キレイにまとまります。
(3)よくあるのが、根元を押さえようと、潰しがちに乾かしてしまうパターン。これでは、余計に毛先がハネてしまいます。反対に、根元が立ち上がっていると、毛先は収まりやすくハネにくくなります。全体的に地肌を擦りながら乾かしていくのがコツです。
(4)お辞儀をする体勢で上から風を当て、顔の方向に向かって手ぐしを通しながら乾かしていきます。こうすることで、髪の収まりがよくなります。
ドライヤー、その前に!
●タオルドライで水分を無くしてから乾かす
どんなに気をつけていても、ドライヤーの熱でどうしても髪は傷みます。タオルドライを正しく十分に行うことで、乾かす時間が短時間ですむようにしてあげましょう。
シャワーからあがったら、帽子をかぶるような感覚でタオルを頭の上にかけ、両手をつかって地肌部分の水分を拭き取っていきます。手の位置をずらしながら中の方の水分まで吸収するのを忘れずに。
根元の部分を十分にふき終わったらタオルで髪を包み込むように、毛の中間から根元まで全体の水分をとっていきましょう。ポイントはこするのではなくぽんぽんとたたいて水気をオフすること。s
ぬれた状態の髪の毛は非常にデリケートな状態です。摩擦がおきると、毛のキューティクルがはがれてダメージやトラブルを引き起こしてしまいます。
いよいよドライヤーの登場!
タオルドライで水分を無くしたらドライヤーを使って髪を乾かします。
●風量MAXで襟足や根元から髪の毛の内側に向かって風を当てる。
●ブラシや手で乾かして行く。
●8割乾いたら温➡冷に変える。
(1) 風量最大で、襟足 → 内側 → 外側 の順番に、温風をあてる。
最初は、風量マックスでできるだけ早く全体の水分をとばしてしまいましょう。一番乾きにくい襟足から風をあてはじめ、毛の内側、外側の順番で乾かします。
急いでいるとついついドライヤーを近づけすぎてしないがちですが、ぐっとこらえて。同じ位置にずっと風をあててしまうと、枝毛ができてしまいます。
急激な熱ダメージを防ぐためには、10cm以上離した状態で使用するのが理想です。細かくドライヤーを動かしながら、熱の負荷を分散させるように気をつけましょう。
(2) 全体が乾いてきたら、温風、冷風交互に使う。
全体が乾いてきたら、温風、冷風交互に使用するのが正解です。髪の毛は、100度以上の熱を感じると傷んでしまうと言われています。
まだ髪に水分があるうちはいいのですが、水分が少なくなると温度が急上昇して危険です。また、冷風には髪のうねりやごわつきを押さえる効果も期待できます。
ヘアセットやスタイリングのときにも有効なので、髪を扱うときの仕上げはドライヤーの冷風を使用すると覚えておくといいでしょう。
(3) 内巻きブローでサロン帰りの美髪に変身
最後に内巻きブローをしてあげれば、つやがでてアイロンなしでも十分きれいな愛され髪が完成します。指で一束分くらいの分量をとり、内巻き気味にくるんと巻き込んだら上からドライヤーをあてていきます。
これまでは細かく動かしていたドライヤーも、このステップでは必ず上から同じ方向に向かって風があたるように注意します。
キューティクルの流れを一方向にそろえることで、美容院から帰ってきたばかりのようなつやのあるヘアスタイルの再現です。
内側に巻き込むときには、少し引っ張りながら行うと中間部分の広がりを押さえることができるのでより効果的。
また、前のステップで説明しているように髪のうねりは冷えるときに一番出てきます。熱で内巻きにしたら、ドライヤーを外した状態で数秒感キープ。きれいな形で状態が固定されるので、スタイリングが長持ちします。
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このまとめのキュレーター
tink.sky
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