ネイルケアにオススメ。爪も手先も一気にツルツル。
可愛いネイルも、手が綺麗でないと映えませんよね。これからは乾燥の季節。手にも爪にも乾燥が一番よくありません。手も爪もきれいにする方法を紹介します。
手と爪はどうなっているの?
顔には高価な化粧品を使って、手やボディには安価なクリームを使いがちですが、顔を含む全身の皮膚が同じ構造をしています。冬になって顔に粉がふくと、やれクリームだ、オイルだと大騒ぎで塗りたくりますが、手がガサガサしてきても、ハンドクリームを塗るだけではありませんか?これでは、手の乾燥が根本的に治ることはありません。ツヤのある手先になることは、素敵なネイルができるのです。さあ、美しい手を目指して、お手入れに励みましょう。
手の組織はどうなっているの?
出典:http://bihadacchi.com/ 皮膚の断面図
出典:http://bihadacchi.com/ 表皮の拡大図です。表皮は4層になっています。
一番上の角質層は、死んだ細胞です。死んだ細胞なので、核はありません。この角質層が外部からの刺激を守り、肌の水分保持も行っているのです。角質層は30%の水分を蓄えていますが、この30%をキープしていれば、お肌はみずみずしさを保っていられるのです。
爪の組織はどうなっているの?
爪はタンパク質で出来ていて、髪の毛と同じです。
手の皮膚の角質が変化して出来ています。爪甲(爪のピンク色の部分)の下に爪床がありますが、爪床には、他の皮膚と同じように、真皮層、皮下組織があります。
爪母で新しい爪が作られ、手のひら側の爪と皮膚の間には、ハイポニキウムと呼ばれる爪と指をくっつける役割をしている組織があります。このハイポニキウムは、爪の中にバイキンなどの異物が入り込むのを防いでいます。
爪にも水分があって、通常12~16%ほど蓄えています。しかし外部の影響を受けやすいので、カサカサ状態の時が多いようです。なんせ手は使う頻度も激しく、お湯や水、洗剤など常に水分を奪うものと接しています。爪の表面が乾燥しているとは気づきませんが、すでに干からび状態なのかもしれません。
手の乾燥を防ぐには
顔も手も同じ皮膚構造をしています。ただ手はよく使うので、顔に比べてターンオーバーが遅く角質層も肥大しています。わずかな違いはありますが、基本的には顔と同じようにお手入れをすると、いえ、顔以上にお手入れをすると、きれいな手肌になります。顔は化粧で蓋をすることもできますが、手は常に刺激にさらされているので、ケアは大事です。
出典:http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/ 乾燥しているのは、水分が不足しているからです。手を洗った後はしっかりと水分を拭き取って、化粧水をつけます。
出典:http://ameblo.jp/ 乾燥がひどい時は、ティッシュを手にのせてから、化粧水をたっぷりとしみこませ、その後ビニールで覆い、3分ほどパックします。これでふっくらした手になります。
出典:http://www.skincare-univ.com/
ハンドクリームは手で温めてから使います。
使用量が大事で、指の第一関節くらいの大きさは使います。手の甲だけでなく、指の間から爪、指先まで、そして手首まで念入りにマッサージしながら、浸透させていきます。
出典:http://yaplog.jp/ キューティクルオイルを甘皮とハイポニキウムに塗ることで乾燥を防ぎ、次にできてくる爪を丈夫にしてくれます。
手にとって、NGなもの
出典:http://www.skinsolutionclinic.com/ 洗剤は、界面活性剤が入っています。界面活性剤は、皮脂を取り去ってしまうので、肌が乾燥する原因のひとつです。
出典:https://www.pakutaso.com/ 紙も手から水分を奪っていきます。
出典:http://more.hpplus.jp/ シャンプーも界面活性剤が入っています。また入浴は、手がふやけるのをみてもわかるとおり、肌の皮脂を奪ってしまいます。
これでは、日常生活ができないじゃない!!
と怒りたくなりますよね。ですから顔のように、入浴後はケアすることが大事なのです。
食器を洗った後も、日々の生活の中で習慣化してしまえばもう怖いものなしですよ。