美しい髪の基本 正しい髪の乾かし方
ドライヤーで美しい髪を作る方法を紹介します。
1.髪をタオルでおおい、タオルの上から指の腹で頭皮(とうひ)をマッサージするように水気をふきとります。
髪の毛どうしをこすり合わせると、キューティクルを傷つけ傷みの原因になるので避けましょう。
ロングヘアの場合は、頭皮全体の水気をふきとった後、毛先をタオルにはさんで、おさえるようにして水気を吸いとります。
2.ドライヤーで乾かします。
ドライヤーは、髪から10センチ(親指と人差し指を軽く広げた程度)以上離して使います。
全体を軽く乾かします。
まずは、髪の根もとを中心に、内側から外側へ乾かします。髪の根もとに温風が行きわたるように、中に指を通して、髪を動かすようにするとよいでしょう。 ロングヘアの場合は、頭を下向きにすると、内側や根もとが乾かしやすくなります。
ボリュームを出したい場合も、頭を下向きにして、根もとから毛先に向けて風をあてるとふんわりします。
3.半乾きの状態になったら、次に毛先まで乾かします。
自分の仕上げたいヘアスタイルをイメージしながら毛先まで乾かしていきます。 横から風を当てると、その勢いで髪が乱れてしまいます。
髪のふくらみが気になる部分は、髪表面の根もとを少しおさえるようにして乾かすとよいでしょう。根もとがよく乾いていないと、またふくらんでしまいますので、よく乾かしてください。 毛先は乾きが早いので、根もとを乾かしている間に自然に乾いていることがあります。乾かしすぎは髪が傷む原因になるので気をつけましょう。
アドバイス
ドライヤーをかける前に、しっかりタオルドライすることで、ドライヤーを使う時間を少なくすることができます。
朝、シャンプーする場合や、パーマのウエーブを出すために髪をぬらす場合も、髪の根もとだけは乾かすようにしましょう。頭皮(とうひ)の水分を長時間そのままにしておくと細菌が繁殖しやすく、フケやかゆみの原因になります。
くせづけしたい場合は、ドライヤーの温風と冷風の切り替えスイッチを上手に利用しましょう。例えば、内巻きにしたい場合、ロールブラシなどに髪を 巻きつけ、温風で温めた後、そのまま冷風で冷やします。こうすることで、短時間でしっかりくせづけできます。