夏本番！もう悩まない。STOP！脇汗・臭い対策

1.塗り薬

塩化アルミニウム入りの薬を脇の下に塗ります。
毎日～週に数回塗ることで、徐々に効果があらわれます。
市販のものだとオドレミンやデドランスαがよく知られています。

2.ボツリヌス注射

脇の下にボツリヌストキシンを注入します。
重度の多汗症には保険で注射を受けることができます。
費用は、3割負担で約28,000円。
HPなどで明確に料金を提示している皮膚科を選んで、一度診察してもらうことが必要です。
効果の持続は半年です。副作用はなく、さらさらで過ごせます。

3.飲み薬

抗コリン薬・漢方薬があります。
塗り薬や注射薬と異なり、広い範囲に効果的です。
塗り薬・イオントフォレーシス(多汗症の部位を水道水に浸し、微弱電流を流す療法)・注射薬が
効かない場合の手段です。

4.腔鏡下胸部交感神経遮断術（ETS）

保険が適用されますが、最終手段です。
術後、満足したという人もいますが、
代償性発汗という交感神経損傷によって引き起こされる症状が出る場合があります。
それは顔・腹部・背中・大腿・臀部・腕などに、日常生活に支障が出るほどの大量の発汗が生じます。
代償性発汗が止まらず、長靴が手放せなくなった例もあります。
手術のメリット・デメリットをよく理解した上で検討する必要があります。

この夏は思い切り脇を上げて！好きな洋服を着て楽しめると良いですね。