女性にも人気の鉄旅！話題のスイーツ列車に一度は乗ってみたい！

明治39年（1906年）、当時の「九州鉄道」が
アメリカのブリル社に豪華客車を発注したものの、
「九州鉄道」が国有化されたため
活躍する機会のなかった
「九州鉄道ブリル客車」、通称「或る列車」。

鉄道をこよなく愛し、世界的な鉄道模型の
神様といわれた故・原信太郎氏が作成した模型。
これを元に、水戸岡鋭治氏がデザイン・設計。

出典：http://www.jrkyushu-aruressha.jp/

デザイン

車両の外観はゴールド＆ブラックに唐草模様をあしらったロイヤル調のデザイン。
２両編成となっている内装は、それぞれ違うので一つずつ紹介していきます。

「或る列車」に採用されている格天井・組子は、同じく水戸岡鋭治がデザインを担当した高級寝台列車「ななつ星in九州」にも使用された技術を起用しています。

「ななつ星in九州」の1号車、格天井

「ななつ星in九州」いたる所に使用された組子

スイーツ

提供されるスイーツコースは、成澤由浩シェフプロデュース。
自然環境をテーマにした料理を手掛け、世界的にも高い評価を受けています。
九州の食材を使用したスイーツコースは「或る列車」だけのプレミアム感満載です。

★左上画像「NARISAWA"bento"」
サンドウィッチやサラダを閉じ込めた小箱とスープから始まります。

★カクテルグラスに盛り付けられたスイーツ
★大きなガラス皿に盛り付けられたスイーツ
★　陶器皿に盛り付けられたメインスイーツ。

車内のライトの演出も加わり、スイーツは美しい芸術品へと変わります。

★右下画像「ミニャルディーズ」
旅の最後を彩るのは一口サイズのミニャルディーズ（お茶菓子）。
コーヒーや紅茶などと一緒にゆっくりお楽しみください。

スイーツの内容は季節によって変わるところも魅力のひとつ。

コンセプト

“100年の時を越え蘇る、幻の豪華列車”

「或る列車」のキーワードはＡＲＵ。
Ａ：AMAZING 「素晴らしい」九州の魅力を広く紹介
Ｒ：ROYAL　「豪華な」デザイン「素晴らしい」スイーツコース
Ｕ：UNIVERSAL　「世界中の」「皆さまに」愛される列車を目指して

冒頭でも触れた鉄道模型の大家、原信太郎氏。
自身のコレクションの一部を展示する「原鉄道模型博物館」は世界中の鉄道ファンを魅了しています。